電話占いと霊能者たち

霊能力を持つ霊能者の存在

百鬼夜行に遭遇する

霊や魂を感じることができる霊能力を持った人のことを霊能者といいます。その特別な霊能力の中でも、霊を見る霊視の霊能力のことを「見鬼」ということがあります。鬼という文字が使われていますが、この場合の鬼は頭に角が突き出ている金棒を持った鬼ではなく、通常では見ることのできない霊体や魂のことを指しているのです。

霊にはさまざまな種類がありますが、特にその場にいるものの中から、自分の見たい霊だけを選択的に見ることができる霊能力を持つのが霊能者であり、見鬼の霊能力なのです。もちろん、通常の人間では成し得ないことを行なえるのが、霊能者の特徴といえるのです。

中世には、さまざまな妖怪たちが夜に出歩くといわれる「百鬼夜行」に遭遇したという説話が残っていることから、当時は多くの人々を恐怖に陥れていたのだろうと想像できます。今昔物語集には、大納言左大将藤原常行が、愛人に会いに行く道中で鬼の集団に遭遇してしまうが、常行の乳母が阿闍梨に書いてもらった尊勝仏頂陀羅尼を縫いこんであった服を着ていたので、これに気がついた鬼たちは退散してしまったと記されています。また、鎌倉から室町時代に編纂された拾芥抄には、呪文を唱えると百鬼夜行の害を避けられるという記述があります。こうした「鬼」たちは、妖怪や魑魅魍魎というよりは、悪霊や怨霊、さらには疫病などの様々な恐ろしいものを具象化したと考えられます。

東北地方で古くから知られている「イタコ霊能者」も、霊視の霊能力を生かしたものです。この名称の由来は諸説様々ありますが、アイヌ語のイタクが変化したという説や、伊勢神宮や賀茂神社で巫女として奉仕した未婚の内親王、または女王である「斎王(いつき)の巫女」が変化したなどの説があるようです。こうしたイタコ霊能者が行う巫(ふ、かんなぎ)は「口寄せ」と呼ばれ、あの世に行ってしまった先祖の霊や親しい人を自分自身に乗り移らせて、この世に生きる人にその意志を伝えるもので、「仏降ろし」とも呼ばれるようです。こうした能力は僧や聖職者などが厳しい修行を行い、悟りの心が開けたときに得ることができる能力とされますが、霊能者は生まれつき特別な能力である霊能力を持っているのです。

霊能者とつながる電話占い

霊能者につながる

私たちは、見えない世界を霊視できる霊能力を持った霊能者に占ってもらってこそ、当たる霊能者に出会うことができたと言えます。直接霊視してもらいたいのは山々ですが、希望の霊能者のところまで出かけて行くのは難しい場合も考えられます。もちろん、口コミなどで良く当たると評判のよいところは、何ヶ月も待たされることさえもあります。こうしたときにこそ、どこからでも霊能者とつながれる電話占いを利用してみてはいかがでしょう。たとえ、その霊能者がいる場所がどんなに遠距離であったとしても、お金をかけて出向いていく必要はありませんし、自分の都合に合わせて相談することができるのです。電話占いは、どんなに辛いときでも、全国どこからでもすぐに霊能者につながるという心強いツールなのです。

また、いざ出かけようとなると、それなりに勇気が必要な場合もあります。特に対面で話をすることがはばかられるときでも、電話占いだと気軽に相談することができるというメリットもあります。その上、電話占いをしてもらいたくても、いくばくかの不安があれば、今どきはたいていのことがネットで検索することができる世の中です。とにかく当たる霊能者がどこにいるか、ネットで検索すれば一目瞭然です。もし心配であるなら、悩んでいるなら、どんなところに当たる霊能者がいるのかも、確認することもできるでしょう。こんな風に安心できる点も、電話占いの良さだといえるのではないでしょうか。

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