電話占いと当たる霊視

当たる霊視とは

霊視されたイメージ

電話占いでの鑑定方法は、まずお客様の話を丁寧に伺うことから始まります。霊能者にとって「話を聞く」と言う行為は、相手の思いを自分自身の中で霊視するものです。まるで夢を見るような感覚で、お客様から聞いた情景を心のスクリーンに描き出します。電話占いでは顔が見えませんから、お客様の表情は伺い知れませんが、言葉に宿る霊によって、ほぼ完全なイメージを霊視することが出来ます。

霊能者は霊感が一般の人に比べて高く、物心ついた頃から見えないはずのものが見えたり、幻聴に悩まされたり、また、霊感があるがゆえに肉体的な不調を抱えたりする場合が多いという傾向があります。人知れず誰にも言えないまま、違和感を覚えながら生活をしてきたという人もかなりの数に昇ります。霊能者は霊感を持つことで、複雑な経験をし、目に見えない世界に踏み込んで行くことが出来ます。望んで霊能者になったわけではなく、普段から霊視をしてしまうのが霊能者の特徴です。電話占いで活躍する霊能者たちも、初めのうちは自分に与えられた能力を客観的に説明できずに悩んだ人たちばかりです。この世と霊的な世との間で苦しみ、どちらにも属せないことにジレンマを抱えてきました。

霊能者は電話占いで悩みを相談される方々と同じように、悩み深き人間であることを実感しています。霊能者にとって霊視や霊感といった能力を用いずに生きようと思っても、それは100パーセント不可能です。唯一自分のためにも人のためにも役に立つ生き方が、霊感を活かし、霊視を通して、多くの人の見えない世界を見て、聞いて、伝えることなのです。その事実を踏まえた霊能者は、電話占いを通して、相談者様のお役にたてることを願っています。霊能者は、自分のことを優れたものだとは思っていません。もし、そのような高慢な心を持てば、ただちに霊感は衰え、この世の中でも悪質な心を持つ者たちと同じようになってしまいます。それどころか、この世の人間以上に苦しみもがく結果になるでしょう。ですから、常に霊能者として、霊界からこの世にメッセージを伝える者という意識をもっているのです。

電話占いをしている多くの霊能者は、霊視できることをあくまで、人のために役立てる仕事として受け止めています。霊視が出来ることや、霊感を持っているという特徴を何とかして活かしたいと望んでいます。

霊視による電話占い

電話占いを利用する背景

電話占いで活躍をする霊能者は、霊視をしている間は、時間的にも空間的にも自由に飛びまわれます。霊感の赴くままの状態なので、過去に飛んだり、未来の様子を眺めたりします。もし、お客様が過去の出来事でどうしても悔やんでしまうことがあれば、過去の時期へと照準を照らし合わせ、霊的なインスピレーションによって霊視することが出来ます。お客様が恋に破れたり、人に騙されたり、逆に人を傷つけたりしたことを確認し、その上で、適切なアドバイスを与えていくのです。電話占いを利用するお客様になり変わって、霊の世界での請負人になります。その力があるために、問題を解決できるという訳です。

お客様が電話占いを利用される背景には、一言ではとても言い表せない思いが込められているはずです。それは悩み、怒り、嫉妬、悲しみなどの、マイナスの感情です。電話占いでそれらの思いを霊能者に話すことで、解決への道に向かって一歩踏み出したと言えます。問題解決のためには、まずは自分の思いを言葉にして自分から引き話すという行為が大事です。霊視を通して霊能者が伝える言葉は、お客様の心の中にある闇の部分かもしれません。自分ではなかなか認められない事実を、客観的な言葉を通して突きつけられるとも考えられます。電話占いを通して、お客様は不安だった気持ちをくぐり抜け、霊視による霊能者の言葉から救われる結果になるでしょう。

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