電話占いの霊能者が見る世界

電話占いの霊能者

霊的世界との接触

霊能者について、もっと詳しくお話ししましょう。霊能者とは、霊的存在や霊的世界と自由に接触・交信できる能力を備え、それらを自分の意思でコントロールできる人のことをいいます。自分自身に死者や霊を乗り移らせて、それらの言葉を代わりに語ったりもします。また、肉体的な感覚を使わずに、霊的な存在を見る「霊視」で特に秀でた人のことです。サイキック能力は本来人間に備わっている能力の1つですが、霊的視覚や霊的予知など、文明の発達と共に普通の人は退化していきました。その能力が衰えることなく、更に進化した一部の人が霊能者といえるでしょう。

青森県むつ市の恐山大祭に集まり、厳しい修行を受けた東北地方の「イタコ」と称される人達も霊能者の一種とされており、霊的才能を備え、故人や霊界との接触・交信が出来るといわれています。「イタコ」は視力に障害を持つ人が多く、その障害を補うための特別な能力として、霊的な感覚が発達し、備わっていったともいわれています。僧侶や神官、巫女や祈祷師などの中にも、霊能を職業とする人もいますが、一般的に霊能者と呼ばれる人たちは、霊的観点からその人や物事を見て、問題点や原因を探り出し、解決のためのアドバイスを行っています。

霊能者にはいくつかの種類があります。霊視者や除霊者などの他に、「イタコ」に代表されるように降霊させて故人の思いを伝える霊媒師や、他者に生命的“気”のエネルギーを与え心の悩みや病気などを癒す、ヒーリング能力者でもある「ヒーラー」、霊的な情報を伝達・仲介し、相手の波動から受け取った情報を伝える「チャネラー」なども霊能者の一部です。

霊能者は普通に人と比べ、霊的なエネルギーが多いだけでなく、身体から発せられる生体エネルギー(オーラ)も多いものなのです。

霊能者が受ける相談

赤い糸のつながり

霊能者への相談内容は人によってさまざまですが、人間関係や体調、夫婦問題など多岐にわたっています。今でも街頭での手相鑑定やタロット占い、占いの館などでの占いなど、さまざまな方法があります。その中でも注目すべきは、電話占いです。

通信技術が発達している現代においては、電話などの通信機器を通して占いをする霊能者も少なくありません。電話占いなどを行う人の中には、霊能力を用いた霊能者が多くいるのです。電話占いというと、対面式で相談者の様子を伺いながら占うのとは大きく異なり、人相や服装などの視覚からの先入観や参考となる情報が全く無いため、対面式の占いに比べ言い当てることは容易なことではありません。そのため、西洋占星学や四柱推命などの他、人智を超えた霊的な能力が更に必要となってきます。

また占いといっても、相談者側からすると相談相手が目の前にいないこともあり、素性を知られることなく、より踏み込んだ更に深い身の上相談が出来るのです。その上、相談者側から出向くことがないため時間の制約も少なく、気軽にいつでも利用出来るため、利用者が増えています。いうなればいつでもどこにいても、電話さえつながれば利用することが出来るのです。しかも、いろいろな先生の占いが、所在を変えることなく受けることが出来るのも魅力の1つと言えます。

電話占いの霊能者が受ける相談事はさまざまですが、やはり時代に左右されることなく恋愛や結婚、離婚、不倫など男女間の相談が多くあります。これは相談者に女性が多いこともありますが、男女間の恋愛が霊的な力によって動くことが多いからだともいわれます。よく聞く「赤い糸のつながり」や、「前世で決まっていた」ということも、こういったことからなのでしょう。また、人間関係に関する相談など人と人との感情のもつれなども、物理的には説明出来ない内的な無意識の部分が多く関わってきます。これらにも、人間関係と霊の存在を無視することは出来ません。だからこそ、過去や現在そして未来を霊の力によって予知できる電話占いの霊能者が、問題解決の糸口を与えてくれるのです。

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