本物の霊能者と縁を持つ

メディアで話題の霊能者

霊能者への関心

毎日目にしているテレビや雑誌などのメディアで、霊能者が取り上げられているのを見たことがあるという方はきっとたくさんいるでしょう。霊能力で未来を言い当ててみせたり、行方不明の人を探したり、心霊スポットに足を運んでそこにとり憑く霊を霊視したり、霊障に悩まされている人の霊を除霊・浄霊したりと内容は様々です。近年では、スピリチュアルブームが起こるほど、人々の霊能者への関心は増す一方です。これからもメディアに取り上げられる機会は増えてくることでしょう。ですが、その一方メディアの特性上、過度な演出で本来の能力が歪んで捉えられることは残念です。

霊能者が使う能力というものは、実際に目にすることができる物質的なものではありません。そのため、疑わしい、やらせではと考えている方も少なくはないでしょうが、そのような番組や読み物はいつも人々の注目を集めています。人々が常に未知の能力に惹きつけられ、興味を示している証でしょう。現実に、未知の力は存在します。霊能力を使うことのできる人間は、この世に存在しているのです。

御船千鶴子の千里眼

本物の千里眼

日本ではじめて、メディアの注目を集めた霊能者に御船千鶴子という霊能者がいました。映画「リング」でモデルとなった熊本生まれの実在の人物です。催眠術を使った心霊治療を行っていた、義理の兄である清原猛雄の催眠術により22歳の時にその能力に目覚め、千鶴子の「千里眼」という霊能力が科学者の実験対象になったことは、知っている方も多いのではないでしょうか?

科学者立会いのもと行われたこの実験で、見事封筒の中身を言い当てた千鶴子でしたが、悲しくも疑いの目が向けられてしまいました。自らの能力への疑いに耐え兼ね、その後24歳の若さで重クロム酸カリを服毒、自殺してしまったのです。今でも霊能力に否定的な意見があるのですから、その当時の批判といったら想像以上のものだったのでしょう。

何度も実験が行われ、学者立会い中、数々の透視などを成功させた千鶴子の霊能力は本物としか言いようがないものですが、科学で証明されない能力は決して認められることはありませんでした。この事件は悲劇の「千里眼事件」として映画「貞子」で使われています。

最近では、徐々に世界中でも霊能力というものが認められてきています。否定的にとらえる時代ではなくなってきているのです。メディアでもますます注目される霊能力が、科学で証明される日も近い将来くるかもしれません。

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