霊感の強い人

電話占いを利用しようとされるお客様の中には、霊感という言葉に違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう。私たちは普通、目に見えない事柄に対しては不信を抱きがちです。目の前に差し出されるデータや、証拠を見ないと、なかなか信じようとはしません。しかしながら、電話占いを利用しようと決意する行為に至るのは、目に見えることの中にも限界があるという事実をあからさまに知るからだと言えるでしょう。

太古をさかのぼれば、ほとんどの人間は霊感を使って生活していたと思われます。文明の発達していない暮らしの中では、霊感が全てを支配していたのです。人々は天気を予測したり、自分の中に忍び寄る不運にも敏感に反応したりしていました。そのため、現代人にはほとんど消滅してしまった予知能力にも長けていたことが分かっています。電話占いで活躍する霊能者には、本質的に現代人が無くしてしまったこの感覚が残っており、第六感とも言われる霊感で、事柄をありのままに読みとります。霊能者は自分の能力を後天的に身につけたのではないために自覚はありませんが、無意識のうちに、霊感に基づいた行動をしています。そのため、霊感に頼らずに、見えるものだけに頼りきって生きている現代人を見て、とても危険だと感じるのです。電話占いで活躍している霊能者は、病気やこれから起こりうる災いなどにも敏感に反応します。それはなぜかというと、太古の人間にはあった危険予知能力というものが備わっているからです。

考えてみると、現代人は天気でさえも天気予報を見なければわからなくなっています。現在は、ありとあらゆる情報であふれかえっていますが、そのために潜在意識の中に眠っている霊感はさらに活かされなくなりました。電話占いで相談を受ける霊能者は、このような能力を現代においても使うことのできる人です。そしてこの能力を広く世間のために役立てようとしています。このため、霊視を通して人々の様々な悩みを解決することは使命だと考えています。霊能者は霊感を研ぎ澄ませて、見えない世界からの啓示を受けているのです。

霊感による透視術

電話占いを利用されるお客様にとって、霊感があるという霊能者は、もしかするとなかなか理解できない、身近に感じられない存在かもしれません。しかし、霊能者が持っている霊視が出来る能力というものは、人間が本来持っていた、当たり前のものなのです。科学の発展で多くの謎が解き明かされてきていますが、未だに人間の心理や未来の予測などは人間の知能を持ってしても、分からない部分が多いと言えます。ただ、いつの時代も霊感で未来を予測し、人の心を癒す人々が出現し、多くの困難を救ってきたことは事実です。今の時代は、非常に生きにくい時代です。仏教でいうならば末法の世。キリスト教で言うならば終末の時代です。このような時代には、多くの災害、悪行、飢饉、不況などで世界は暗闇に覆われます。全世界がまさに凍りついたかのように冷え切ってしまうのです。そして個人の生活も、色んな不安で満たされるでしょう。

電話占いを利用されるお客様は、何らかの問題を抱えており、その解決の仕方を霊能者に教えてもらいたいと願われています。この行為は、一見すると人に頼って問題解決を図っているように見えますが、そうではなく、実際には自分の心の中の声を客観的に聞きとっているだけなのです。そしてその声を聞いた後は、何らかの感情がお客様を捉え、自分自身で問題解決に向けて積極的に行動できるようになります。ですから、電話占いで霊能者から霊視をしてもらうことは、お客様の心の叫びに忠実に耳を傾けることになると言えるでしょう。